- 医療相談
樹状細胞ワクチン療法について医師から詳しく説明し、患者さまのご容体に合わせた治療方針を相談します。
※医療相談は完全予約制となりますので、電話にてお問い合わせください。
- 治療前の検査
樹状細胞ワクチン療法を受けられるかどうか、血液検査、画像検査などをもとに判断します。
- 成分採血(アフェレーシス)
樹状細胞のもとになる、“単球”という細胞を大量に取り出すために、成分採血を行います。2~3時間かけて血液の中の単球を含む必要な成分だけを取り出し、それ以外は体内に戻します。
- 樹状細胞ワクチンの作製
成分採血で取り出した単球は、厳重に管理されたクリーンルーム(細胞加工施設)で培養されます。単球を樹状細胞に育て、人工抗原やがん組織を与えることで、がんの目印を認識した、成熟した樹状細胞に育てます。
- 樹状細胞ワクチンの投与
樹状細胞ワクチンを、2~3週間に1回のペースで5~7回、注射により投与します。
- 治療効果の評価
1セットの治療終了後に、血液検査、画像検査、免疫機能検査などを行い、治療効果を評価します。それらをもとに、今後の治療方針を患者さまと医師で相談します。