免疫治療プラザ/オプジーボ

ほぼ全てのがんに対応できる人工抗原 WT1ペプチド

 樹状細胞ワクチン療法で最も重要なことは、がん抗原に何を使うかです。
 多くのがん抗原が見つかっていますが、その中でも注目を集めているがん抗原が「WT1」です。2009年には、WT1は米国の学会誌において75種類の人工抗原のうち、「がんワクチンに用いる優先度が高い抗原」として1位に選ばれています(※1)。
 

 WT1は、ほとんどのがんの種類に存在しているとされており、この一部である「WT1ペプチド」を使うことにより、ほぼすべてのがんを対象として樹状細胞ワクチン療法を行うことができます。

 また、当院が技術提供を受けるテラ株式会社は、WT1ペプチドの樹状細胞ワクチン療法への応用に関する独占実施権を保有しています。

 テラ株式会社と契約している医療機関でのみ、WT1ペプチドを使用した樹状細胞ワクチン療法を受けることができます。
※ Clin Cancer Res. 2009 Sep 1;15(17):5323-37
 

③2.fw

 
 

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